電気系統の劣化は避けられません、生き延びるためには何をする?
アラフォーのうちのコロナ、歳とともに不具合と言うほどじゃないけれど、
もう少しなんとかしたいところが沢山出て来ます😅
電気系統は特に・・・。
・メーターパネル、暗くてよく見えない
・インパネ、暗くてよく見えない
・ルームライト、暗くてよく見えない
などなど・・・。
体感的に分かりやすいのは、やはり照明関係ですね。
光り物は全てが暗くなってしまいます💧
※別記事の「テールランプフルLED化」も覗いてみて下さいね😃
よく考えればうちのコロナ、40年近く電気系統で深刻なトラブルは無いんです。
40年壊れない電気製品ってあまり聞いた事無いですが、それ考えると凄い事ですね😊
ECUとか一応当時のコンピューターも壊れてない。
ただ、気が付かないだけで、ろくに機能してない部分もあるんでしょうけど・・・🤣
とりあえず「エンジン掛かって、走って止まって曲がって、ライト点いて、無事に帰って来る」ってことは、「壊れてない」という解釈にしましょう😅
そんな「壊れてないコロナ」ですが、電気系統の劣化は否めません。
電線も何十年も経てば劣化します。
ビニールの被覆はパキパキなのは朝飯前、変に触ると折れます💦
さらに問題なのは、
「電圧降下!」
電線も古くなると電気抵抗が増して、
車の隅々まで適正な電圧で電気を届けられなくなるんです。
人間の体と似てますね。電線が血管、電気が血液、電圧が血圧。
動脈硬化と高血圧、みたいな・・・。
ただ、車は電気通りにくくなったからと言って電圧上げる訳にはいきませんから、
高血圧はないか・・・🤣
普段の対策としては、バッテリーとオルタネーターの健康状態を常に良く保つ事ですね😄
極論、車両の配線を全部引き直せば問題は解決☝️ですが、それはなかなか難しい。
実際、うちのコロナはセルやオルタ廻り、車内に引き込まれる電源関係のケーブルを交換、もしくはバイパスしています。
そこで旧い車の取り組みとして、出来るだけ車に負担を掛けないようにする事☝️
さらに最新のテクノロジーを頂戴して・・・。
「コロナを楽にしよう作戦!」
と言う事で、今回は車内の電球関係を全てLEDにしてしまいます😃
前置き長くなりましたが、早速作戦開始です!
巷で売ってるLED電球に交換すれば簡単に解決か⁉️
まずは部品調達です
コロナのインパネやメーターパネルで使われている電球は3種類😀
それを巷で売ってる同じ規格サイズのLEDに交換すれば完了!
下の画像、上段は従来の電球で、緑色のゴムカバーが掛かったものもあります。
電球色を青っぽく変えるためなんでしょうか?
今回は全て白色のLEDを使います。
今回使用するLEDですが、COB拡散タイプっていう物で価格もお値打ちなのを選びました。
とにかく色んなタイプの商品が出回ってますが、
一見地味だけどシンプルなタイプです。
この選択は、今後起こる事態に結果的には都合が良かったんです。
ん?「今後起こる事態」って・・・何⁉️😨
次は、交換作業です
まずはメーターユニット外しま〜す。
メーターユニットの取り外しって、何回やったんだろ?
覚えてない位やった😆
でも、今まで記録に残した事ないので、今回が最初で最後だと思います🤣
①メーターフード内側上部のタッピングビス2本を外します。
②メーターフード外側下部のタッピングビス4本を外します。そのあと、フード左右のドアミラーコントロールハーネス、パーキングランプスイッチのハーネスを外します。これでフードは外れます。
③メーターユニットのタッピングビス4本を外します。そのあと、ユニットを少し手前に引き出し、左下から手を入れスピードメーターケーブルの爪を手探りで外します。これで、メーターユニットは引き出せます。
④メーターユニット裏のハーネスコネクタ5本を外します。これでメーターユニットが外れます。
今時の車と違って、内装もネジ止めばかりです😀
はめ込みのインパネ外すより楽な気はしますが、古いだけに割らないように扱うのに気を遣いますね😅
次にメーターパネルの電球交換です。
仕入れたLEDバルブを、ソケットの電球と差し替え💡
その後、差し替えたLEDをメーター基板に取り付けますが、
この際、LEDには極性があるので、
ハーネスを接続し、点灯の確認をしながら基板に取り付けます。
下の画像の赤がT10のバルブ、黄がT5バルブ。
紫はT10の方は燃料のビンボーランプ、T5の方はハイビームランプなので
ここは機能を保つために電球のまま。
ハイビームランプはヘッドライトもLEDにしたため、
上手く点灯しません。今後改良が必要です😂
交換完了〜!点灯チェック💡 でも・・・
メーターパネルを組み付ける前にハーネス繋いで点灯チェック〜!
「お〜、なんじゃこの明るさ!キラッキラやん!」
オドメーターの数字が暗すぎて見えなかったけど、
これだけ明るいと見えるよ!
「いやぁ〜、これは進化だ!素晴らしい!」
「いやいや違う、これは新車の時に戻っただけだね🤣」
と、感慨にふけっていると・・・。
「あれ?電源ONなのにチャージランプが点いてない💦」
「外すまでは点いてたよね?たぶん・・・」
やさしく引っ叩いてみる、点かない・・・違う
「接触不良?」何回入れ直しても、変わらん・・・違う
「ハーネスとか断線?」テスターでチェック、電気来てる・・・違う
「???、どこが悪いの?」
「ハーネスまでは電気来てるんだから・・・🤔」
「そうか、基板しかない☝️」
テスターでハーネスとチャージランプ間の導通チェック・・・
「テスター反応しませ〜ん!」
「やっぱりね、こりゃどこかで切れてるよ💦」
だんだん原因に近付いてキター!!!
目を皿のようにしてチャージランプのラインをよ〜く眺めていたら・・・
「おや?怪しい・・・」
プリント配線に亀裂らしき部分が!
ココ!
このプリント配線、銅箔が樹脂にサンドウィッチされてる構造で、緑色のコーティングで分かり難かったのですが、緑の奥に亀裂らしき形跡 発見‼️
表面のコーティングを削り取ってみると・・・
「こんなもん分かるか〜っ!」って位のレベル💦
でも確かに切れてるやん、コーティング削り取ってやっと切れてるのを確認!
「さあ、どうする?」
やっぱりハンダ付けですね😄
こんな感じでハンダ付け完了〜!
(ちょっとピンボケでした💧)
これで 解決!
これも旧い車の楽しみやね。
いやいやよく見つけました、お疲れちゃん!🤣
予想外のトラブルもありましたが、無事点灯です💡
想像以上の綺麗さで大満足😀
点灯する瞬間もLEDらしさが感じられるので、
動画もご覧下さい😀
エアコンパネル、シガーライターのLEDも交換済で〜す😀
その後、しばらくはキラキラだったメーターパネルが・・・
大成功に終わったように見えたLED交換作戦ですが、
この後致命的な問題が発生するのでした😱
「巷で売ってるLED電球に交換すれば簡単に解決!」しなかった!!
「さあどうする?」
メーターパネルのあちこちがチカチカ点滅し始めた💦接触不良?球切れ?
LEDに交換してそんなに乗ってもないのに、メーターパネルの一部がチカチカ点滅。
旧い車なんで、何かしら弄った後に不具合が出るのはあるあるです。
今回も触ったお陰で接触不良でも起こしたのかな?と思い、
またメーターパネル外してチェック☝️
でも直らない・・・。
自分の作業から疑ってチェックしたけど違う・・・。
「じゃ、LED自体が怪しいのか?新品なのに?」
外して単体でチェックしてみると・・・
「チカチカ」
「あれ、LED死亡?新品なのに?」
その後、あちこちで同じ症状が起こって来たので、
このまま放置すれば全部やられちゃう💦
これは致命的な問題!
早速、原因究明と対策です😅
この手のLEDは、ひと手間掛けて対策しないとすぐ切れるらしい💦
原因は・・・、
このLED、12V用でそのまま差し替えて使えるのは事実ですが、
LEDの保護回路が不十分のようですね。
このLEDがどんな構造なのか分かりませんが、
車など電源電圧が変化するような用途では対策が必要のようです。
使用状況によって電源電圧が14V位まで上がるので、
その影響でLEDに過電流が流れ破損・・・、これが原因☝️
その対策には、別記事でも使用している
定電流ダイオード(CRD)が活躍します💪
LEDに定電流ダイオード(CRD)で保護回路を追加☝️
LEDに保護回路追加します!って、難しそうな言い方しましたが、
定電流ダイオード (CRD) をLEDにハンダ付けするだけです😀
こんな部品です。小さいのでソケットの中に入りそうです。
コロナで使用する3種類(全部で17〜8本)を作ります😅
T10タイプ
ソケットの端子リード線を延ばしLEDを引き抜きます。
※このソケット、接触不良を調べる時にハンダ盛ったりしたので汚いです🙏
LEDには極性があるので、12V電源繋いで➕側を調べます。
➕側にCRDをハンダ付けするため、リード線をパッチン!
元のソケットに収めるには、これ位短めに切ります😅
CRDは青い帯がある方向へ電気が流れるので、そちら側をLEDにハンダ付けします。
リード線が短いのでやりにくいですが、部品保護のために一瞬で終わらせます🤣
元のソケットに戻して完成〜!
➕側にマジックで印付けておくと後々便利です😄
T5タイプ
手順はT10タイプと変わりませんが、サイズが小さいので作業がしにくいですね。
作業画像置いておきます。
①ソケットから引き抜く
②リード線をパッチン!
③瞬殺でハンダ付け
完成〜!
T4.7タイプ
T4.7タイプは、リード線の取り回しがちょっと面倒くさい💦
➕側をマイナス精密ドライバーでこじって引き出します。
➖側はそのままで👌
CRDはソケットの内側に収めることは不可能なので、裏側に露出した形で取り付けます。
取り付けスペースを確保するために、リード線を赤線のように曲げておきます。
CRDを取り付けたところです。
LEDからのリード線と接触しないように注意が必要ですね😅
小さいラジオペンチがあれば加工しやすいです。
細かい作業ですが、完成〜😀
このT4.7のバルブ、一箇所しか使わないんです💦
オートマのオーバードライブの電球🤣
果たして、細かい作業の繰り返しの結果は?
もちろん大成功👍
点灯不良は全く発生しなくなりました。
LEDに流れる電流を少し抑えて一定にしたので、
明るさは少し控えめになりましたが、破損のリスクは低くなったようです😀
他のLEDバルブを試していないので一概には言えませんが、
今回の試みのように、ひと手間掛けた対策を必要とする商品はありそうですね😅
今時の車は電源が安定していて
そもそもこのようなトラブルは発生しないのかも知れませんが・・・🤣
一筋縄では行きませんでしたが、
暗くて見にくかったコロナのメーターパネルは
新車の輝きを取り戻し、キラッキラになりました〜🙌
忘れちゃいけない、車内の電球関係まだあります!
ATオーバードライブスイッチ照明
この電球1個交換するために、
センターコンソール全部外さなければなりません😅
この電球1個のために・・・
こんな状態〜🤣
シフトポジションランプは、BA差込型だったので、T10のLEDだけをCRDと共に直接ハンダ付け。
やっと辿り着きました💦
T4.7の登場です。やっと交換完了👍
あとは戻すだけ・・・ですが、大変だぁ😂
ルームライト
天井の真ん中に付いてるちっちゃいヤツです😀
一旦バラして、作ったLED基盤に交換☝️
全然明るさ違います👍
マップランプ
このマップランプ、純正ではありません。と言うか、元々付いてません😅
コロナを購入後しばらくして、
地図見たり(当時はナビは無い、地図命!)
高速代用意したり(当時はETCは無い、現金命!or ハイウェイカード)
などなど、暗い車内に不便を感じていました。
当時はあったんですね、こんな商品😁
後付けマップランプ!
天井の内張りカッターで切って取り付けました、30ウン年前!
その30年後位に、一旦外して分解し、
入るだけのLED詰め込んで改造〜!
ドアカーテンランプ
白と赤のLED使って上手い具合に収まりました😀
これで全ての室内照明はLEDに置き換わりました😃
どれくらい省電力になったんだろう?
今度、計算してみよう!かな・・・😅
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